FPTジャパンホールディングス(以降はFPTと記載しています)は、複雑なレガシーシステムの移行を数多く手がけてきたグローバルIT企業です。3,000名超のエンジニア(※)と、継続的な人材育成を背景に、システム刷新だけでなく企業の人材不足やノウハウ継承までを幅広くサポートしています。ここではFPTが提供するマイグレーションサービスの特徴と事例を解説します。
| レガシーマイグレーション | COBOLやPL/1などの古い言語で構築されたシステムを、Javaなどのオープン環境へ移行するサービスです。 自社開発ツールと確立されたプロセスを活用することで、高品質かつ効率的な移行を実現しています。 |
|---|---|
| データベースの マイグレーション |
メインフレームで稼働するDB2や、COBOLシステムのデータベースを、PostgreSQLやMySQLなどのオープン系データベースへ、移行するサービスです。 単体での移行だけでなく、他のマイグレーション領域と組み合わせて複雑なプロジェクトにも対応します。 |
| オープンシステムの マイグレーション |
Javaやフレームワークのバージョンアップ、StrutsからSpringへの移行など、オープンシステム内の技術スタック刷新を支援するサービスです。システムを止められない状況でも、安全かつ計画的に移行できる体制を整えています。 |
| グループウェアの モダナイゼーション |
Lotus Notesなどのレガシーグループウェアを新しい技術へ移行するサービスです。世の中に存在する多様なグループウェアを対象としており、特にコミュニケーション基盤の刷新に強みを持っています。 長期間の運用により多数のカスタマイズが施されているような、複雑化・長期化するプロジェクト課題にも対応しています。 |
日本のIT業界では「2025年の崖」に象徴されるCOBOL技術者不足が大きな課題です。FPTはこれに対応するため、2025年8月時点で3,000名(※1)のメインフレームエンジニアを保有し、その後も継続的な増員と育成を進めています。日本における技術者不足による保守停滞のリスクを抑え、運用まで一貫した安定的な支援を提供しています。
人材育成の面では、日本市場向けのレガシーシステム技術者を育成するための「COBOLアカデミー」をベトナムで運営。年間1,000名規模の人材に対し、日本語設計書の作成や金融業務知識を習得するカリキュラムを提供し、次世代エンジニアを育成しています(※2)。
要件定義からテストまで幅広い工程をカバーできる人材を揃えることで、「人」の課題にも踏み込み、システムと人材の両面からマイグレーションを支援しています。
FPTは2006年から世界各国でマイグレーションプロジェクトを手がけ、17年以上にわたり200件以上の実績(※)を積み重ねてきました。自社開発ツールや確立された方法論を活用し、長期間の運用によりカスタマイズが重ねられてきたような複雑かつ長期化するプロジェクトでも、安定した品質と効率的な移行を実現しています。
また移行作業にとどまらず、コンサルティングから開発・保守まで、「エンドツーエンド」のサービスを提供しています。
人材不足やコスト増といった課題を抱えるシステム移行に対し、FPTは「コストを抑えつつ効果を出す」コンサルティングを提供。移行の計画段階から伴走することで、リスクを抑えながら確実に移行を進められます。
マイグレーションは、企業ごとに実現したい移行の内容や、抱える課題が異なります。
本メディアでは、マイグレーションを提供する企業の実績や特徴を徹底調査し、3タイプの移行「レガシーのオープン化」「AWSへの移行と運用」「大規模システムへの移行」にそれぞれ適した企業について解説しています。マイグレーションパートナーを選ぶための参考として、ぜひご活用ください。
FPTは、レガシーシステムの移行から新しいアプリ開発まで幅広く支援し、国内外で数多くの成果を上げてきました。ここでは、その具体的な事例の一部を紹介します。
1996年からSAPを利用し、海外50拠点を含む大規模システムを運用してきました。しかし長年の追加開発で複雑化が進み、柔軟な改修が難しい状態に。新しいサービス連携には多大な工数を必要とするため、変化に対応しづらい状況でした。そこで「全プロセスのデジタル化」「拡張性ある基盤」「シンプルで安定したERP」を実現するため、新しい技術を持ち人材も潤沢なFPTに依頼をしました。
今回の移行では「Fit to Standard」を徹底し、S/4 HANAへのスムーズな移行を実現しました。追加リソースが必要になった場面でも、FPTが迅速に人員を確保してくれたことで計画が滞ることなく進捗できました。
特に印象的だったのは、新しい仕組みを導入すると伝えたときの開発メンバーの反応です。戸惑いや否定的な声が上がると予想しましたが、前向きに受け入れてくれたその姿勢が、プロジェクト全体を大きく後押しする要因となりました。
さらに品質管理やテスト自動化、RPA活用にも取り組むことで、運用効率と安定性の両立を実現。単なる移行にとどまらず、将来のイノベーションを見据えた基盤が整ったと感じています。
エーツーは基幹システムのクラウド化を進める中で大規模な不具合に直面しました。既存プログラムの解析・修正は困難で、日本の企業では対応できず、プロジェクトは停滞。ゼロからの再構築も現実的ではなく、打開策を求めてFPTに支援を依頼しました。
FPTは複雑な不具合を短期間で修正し、クラウド移行を安定化しました。日本の企業では実現できなかった解決力により、エーツーは技術力と実行力を高く評価。信頼関係が深まり、将来はブロックチェーン領域での協業にも期待を寄せています。
カシオ計算機はWebサービスやネット接続型製品の増加により、自社だけでは拡大する開発需要に対応できない状況でした。さらに俊敏な開発体制と新しいアーキテクチャへの対応が求められ、外部協力が不可欠に。クラウドやフロントエンド技術に強く、アジャイル開発に対応できるFPTをパートナーに選定しました。
FPTの協力により、「ヒトコンパス」では複雑な日本特有の仕様に対応し、要件通りの開発を実現しました。また「クラスパッド.net」では、わずか4ヶ月で開発体制を45名規模に拡大し、新学期に合わせたバージョンアップを進めることができました。さらに新しいクラウド・フロント技術を活用したモダンアーキテクチャとアジャイル開発を採用し、短期間で成果を上げられる体制を整備。現在は採用や育成も含め、専任チームとしての協力をさらに強化していくことを検討しています。

自動車部品メーカーであるカルソニックカンセイでは、既存オンプレミス環境におけるメンテナンスコスト、効率性、スケーラビリティーなどに課題を抱えていました。 また、オンプレミスやモバイル環境を連携させて、クラウドならではの利便性向上を目指したいと考えていました。
多くのリソースを割いていた電子メールをSaaS プラットフォームに移行。さらに利用目的に合わせてアプリケーションをカスタマイズしました。 移行難易度や利用目的に合わせて、SharePoint Online、SharePoint Server、.NET アプリケーション、基幹系システムのカスタマイズに振り分けたことで、グローバルコミュニケーションの円滑化や、オンプレミスやモバイル環境との連携などを実現しています。
FPTは、レガシーシステムの移行を数多く手がけてきた実績があり、COBOLやPL/1で構築されたシステムの移行プロジェクトを200件以上(※)成功させています。
また3,000名を超えるメインフレームエンジニアを擁し、独自の技術者育成機関「COBOLアカデミー」を運営し増員・育成を続けているため、開発の体制拡大に対しても人材面で迅速に対応が可能です。
「技術力はあっても人材不足で移行に踏み切れない」「開発・運用のための体制を確保したい」といった企業にとって、頼もしいパートナーだと言えます。
本メディアでは、マイグレーションサービスの提供内容を企業ごとに徹底調査しており、 「レガシーのオープン化」「AWSへの移行と運用」「大規模システムへの移行」という3つの目的ごとに適したパートナー企業を解説しています。マイグレーション支援企業の選定にご活用ください。

| 会社名 | FPTジャパンホールディングス株式会社 |
|---|---|
| 設立 | 2005年11月 |
| 本社所在地 | 東京都港区三田3-5-19 住友不動産東京三田ガーデンタワー33F(東京本社) |
| 電話番号 | 03-6634-6868 |
| 公式サイトURL | https://fptsoftware.jp |
ここではマイグレーションサービスのプロジェクト実績が100件以上の信頼できる会社を厳選。その中で「レガシーシステムのオープン化」「AWSへの移行」「大規模システムの移行」という3つの目的別におすすめの会社を紹介します。



【選定基準】
「マイグレーションサービス」とGoogle検索し表示される10社のうち、公式HPでマイグレーションサービスの移行実績が100件以上の3社をピックアップしました。(2025年8月20日時点)
※1.2.参照元:FPTジャパンホールディングス公式HP(https://fptsoftware.jp/resource-center/connect/connect-legacy-modernization)2025年8月20日時点
※3.4.参照元:TIS公式HP(https://www.tis.jp/service_solution/aws/migration/)2025年8月20日時点
※5.参照元:日立製作所公式HP(https://www.hitachi-sis.co.jp/service/system/migration/index.html)