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VBマイグレーションの事例

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ここでは、VBマイグレーションの基礎知識と導入事例を解説します。VB6.0アプリケーションの課題解決を検討する際の一助となる内容です。

VBマイグレーションとは

主にMicrosoft Visual Basic(VB6.0)で開発されたアプリケーションを、機能や操作性を変えずにVB.NETや .NETなどの新しい言語・プラットフォームに移行することです。

VB6.0は1998年にリリースされ、多くの企業システムの開発に利用されました。現在も、VB6.0で開発されたアプリケーションを使用している企業が少なくありません。

しかし、2008年にマイクロソフトのサポートが終了。最先端のOSやハードウェアに対応しておらず動作が不安定になる、クラウドやモバイルに対応できないなど、このまま使い続けるのは厳しい状況になっています。

VBマイグレーションは、これらの課題を解決する手段の一つです。実施することで、既存のアプリケーションを有効活用し、セキュリティリスク軽減、保守性や開発効率の向上などを実現することができます。

VBマイグレーションの流れ

VBマイグレーションは、一般的に以下の7ステップで進められます。

  1. 資産の棚卸し・可視化:ドキュメントやプログラムなどを可視化し、移行する範囲を決定します。
  2. 調査・分析:既存のVB6アプリケーションの機能、コード量、使用技術、複雑性などを詳細に調査・分析し、移行方針やスコープを決定します。
  3. 移行方式設計:移行先のプラットフォーム、言語、アーキテクチャ、移行ツールなどを選定し、具体的な移行計画を策定。必要に応じて変換ツールの設計も行います。
  4. 資産変換・開発:全リソースに対してツール/手作業で変換・修正し、必要に応じて不足機能を開発します。
  5. テスト:移行後のシステムが正しく稼働するか、以前との比較などを行い徹底的に検証します。
  6. 移行・稼働: 新しいシステムを本番環境へ移行し、稼働を開始します。
  7. 運用・保守:安定稼働を支援し、継続的な改善を行います。

VBマイグレーションの
導入事例を解説

VBマイグレーションを実際に行った企業の事例をご紹介します。自社でVB6アプリケーションの移行を検討している方、手をつけたいけど後回しになっている企業の方は、他社の事例をぜひ参考にしてください。

厳しいスケジュールのもと、
高い品質を追求
(導入企業:
JALインフォテック)

導入前の課題

長年利用してきたVB6システムのサポート切れに直面していました。システム稼働を継続するために早急な対応が必要でしたが、全体の更新計画の中で移行期間は限られており、外部製品の影響による不具合も懸念していました。

VBマイグレーションによる移行の内容

ソフトロードが提案したVB.NETへの移行は、実績ある「オープンマイグレーション」でした。パイロット移行を先に行うことで不安を払拭でき、本移行も安心して進められました。開発初期の設定不足や外部製品の問題も、同社のノウハウで早い段階で解決できています。

導入後の効果

厳しいスケジュールの中でしたが、予定通り移行を完了できました。リリース後も大きな障害はなく、安心してシステムを運用できています。業務を変えずに、サポート切れという大きなリスクを取り除けたことが大きな成果だと感じています。

※参照元:ソフトロード公式HP(https://www.softroad.co.jp/voice/)

混在する5世代もの
VBバージョンを集約
(導入企業:部品製造業)

導入前の課題

部品製造業A社では、販売管理、生産実績管理、出荷管理等の製造から販売までを管理するシステムが老朽化し、セキュリティやメンテナンスコストなどに課題を抱えていました。

また、複数のベンダーが機能追加や改修を繰り返し、バージョンが異なる言語でプログラム開発などを行っていたため、スキルの継承も難しいと感じていました。

VBマイグレーションによる移行の内容

マイグレーションの対象になったのは、合計5つのシステム、約120万ステップのコード、560画面、580プロジェクトです。システムごとに異なる5世代ものVBバージョンが混在していたため、まず、既存アプリケーションから不要な部分を特定してスリム化。その後、新しいバージョンに変換しました。

VBマイグレーション導入後の効果

バージョンを集約することで開発・保守に必要なスキルセットが統一され、運用・保守の手間や技術者の教育コストなどを削減することができました。

また、バージョンごとに対応する必要がなくなり、保守作業も効率化。パフォーマンス向上やセキュリティ強化など、さまざまな機能を搭載した新しいバージョンを活用することで、短時間でより高品質なアプリケーションを開発できるようになりました。

参照元:富士通鹿児島インフォネット公式HP(https://www.fujitsu.com/jp/group/kfn/jirei/projects/202503.html)

VBマイグレーションの
費用について

マイグレーションを検討する際に、把握しておきたいのが、マイグレーション費用です。
本メディアでは、VB6からVB.NETへのマイグレーション・コンバージョンの費用例を紹介していますので、参考としてご活用ください。

VBマイグレーションを
成功させるポイント

VBマイグレーションは、単にコードを変換させる作業ではありません。目的を明確にし、資産を可視化した上で適切な移行先や移行方式を選ぶことが大切です。

おすすめなのが、実績豊富なITベンダーに依頼すること。ノウハウを持つITベンダーなら、効率的で不具合の少ない変換・修正を行ってくれるでしょう。

本メディアでは、マイグレーションサービスの提供内容を企業ごとに徹底調査しており、 「レガシーのオープン化」「AWSへの移行と運用」「大規模システムへの移行」という3つの目的ごとに適したパートナー企業を解説しています。マイグレーション支援企業の選定にご活用ください。

目的別
マイグレーション
サービス会社
おすすめ3選
目的別
「マイグレーションサービス」
会社おすすめ3選
【目的別】
「マイグレーションサービス」
実績豊富な会社おすすめ3選

ここではマイグレーションサービスのプロジェクト実績が100件以上の信頼できる会社を厳選。その中で「レガシーシステムのオープン化」「AWSへの移行」「大規模システムの移行」という3つの目的別におすすめの会社を紹介します。

レガシーのオープン化
COBOL人材の確保なら
FPTジャパンホールディングス
FPTジャパンホールディングス
引用元:FPTジャパンホールディングス公式HP
(https://fptsoftware.jp/about-us/fpt-japan)
企業としての強み
  • メインフレーム技術者が3,000名以上在籍(※1)レガシーシステム技術者を養成するCOBOLアカデミーを通じて、メインフレームの開発体制を増強。またAIを活用し、マイグレーションの生産性を向上。
  • 200件以上のメインフレームマイグレーション実績(※2)があり、開発から保守・運用までワンストップで対応。
AWSへのスムーズな移行と
運用・サポート体制なら
TIS
TIS
引用元:TIS公式HP
(https://www.tis.co.jp)
企業としての強み
  • AWSプレミアティア サービスパートナーに認定(※3)。その他10領域の認定を受けており、信頼性の高いマイグレーションサービスを提供。
  • 500件を超える、AWSの移行実績有り(※4)。規模の大小や特定のベンダーに依存しない、柔軟性の高い運用体制を構築。
大規模システムへの移行と
実績・ノウハウなら
日立製作所
日立製作所
引用元:日立製作所公式HP
(https://www.hitachi.co.jp/products/it/appsvdiv/service/migration/)
企業としての強み
  • 自治体・官公庁・銀行などの大規模システム移行を中心に、総計110メガステップのマイグレーションに対応(※5)
  • 自社のLumada(デジタルソリューション基盤)も活用し、クラウド移行後のデータ活用やDX推進まで支援

【選定基準】
「マイグレーションサービス」とGoogle検索し表示される10社のうち、公式HPでマイグレーションサービスの移行実績が100件以上の3社をピックアップしました。(2025年8月20日時点)
※1.2.参照元:FPTジャパンホールディングス公式HP(https://fptsoftware.jp/resource-center/connect/connect-legacy-modernization)2025年8月20日時点
※3.4.参照元:TIS公式HP(https://www.tis.jp/service_solution/aws/migration/)2025年8月20日時点
※5.参照元:日立製作所公式HP(https://www.hitachi-sis.co.jp/service/system/migration/index.html